まだまだ暑い日が続く中、昨年に引き続き、がま口上講座がスタートし、全4回の講座が実施されました。
【第1回】9月16日(土)
受講生はまだ緊張気味の中、佐藤講師が模範口上を実演。大道芸の雰囲気を掴んで頂きました。
講師による口上文の解説。第1回の今日は「口上を習得する秘訣とは?」。
そのあと全員で口上文を読み合わせます。
第9波とも言われるコロナウィルスの感染が報道される中、講習会は椅子の間隔・マスク着用・換気などに充分注意して実施しています。
最終日まで、受講生の健闘を祈ります!
【第2回】9月30日(土)
先ずは小町塾所属の村松章好さんによる、がま口上を披露
続いて佐藤講師による、筑波山の歴史&がま口上の由来の講義。
第2回目は「陣中膏がまの油のルーツは?(徳川家康と筑波山の関係は!)」。
全員での読み合わせのあと、口上文を覚えて頂くため、一人ずつ前に出てテキストを見ながら声出しの練習です。
次回もガンバロー!
【第3回】10月14日(土)
講習会会場の「小町の里」。入口で「がま」がお出迎えです。
そして今日から、講師が林会長にバトンタッチ。
今日の講座は、がま口上の歴史と成り立ちについて。
がま口上は、
➀呼び込み
➁四六のガマの説明
➂油の製法
➃油の効能
➄刃物の切れ味を止める
➅切り傷の血を止める
➆特売案内
以上の7段での構成を熱血指導!
また、今日の注目は、林会長が披露された、「がま口上」関連の書籍、文献、音源など資料の数々。とても貴重な物ばかりです!
内容を公開できるものについては、このホームページ内(⇒資料館)で紹介しています。
皆さん、最後まで頑張りましょう!
【第4回】10月28日(土)
いよいよ講習会も最終日です。
林会長による、がまの油の原料と製法について。
続いて山口陽弘さんによる、口上実演。
佐藤講師による、筑波山に関する伝説の解説。
結びは、林会長による全体的な復習と振付など。
全ての課程を終え、修了式です。
みなさん、4日間お疲れ様でした!